渋川高校東京同窓会では新企画としてホームぺージ(HP)に各界でご活躍中のOBをご紹介するコーナーを設け、随時掲載しております。
今回ご登場いただくのは、昭和63年卒の桑島秀樹さん(広島大学大学院人間社会科学研究科及び総合科学部・教授/美学者)です。
『 父も母も渋川の金島地区で育ち、渋高・渋女を出てそのまま地元の市役所に就職した口です。両親にも大学進学への思いはあったはず。ですが、当時の時代状況あるいは社会風潮がそれを許さなかったのでしょう。伯父・伯母たち従兄・従姉たちも同様だったので、高校卒業までの私にとって、大学とか研究とか、そうしたものの内実は決して身近で自明のものではありませんでした。いわゆる私は、その世代になって初めて高等教育を受けた「ファスト・ジェネレーション」だったわけです。ただ、このような文化資本の欠如こそ、逆に「美学者」として生きるための独自の感性を鍛えあげる時間と経験を与えてくれたと思っています。』(本文より抜粋)
詳しくはコンテンツの「OB紹介『あの人も渋高だった―』No.7」をご覧ください。